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大阪の本や雑誌、来年4月から発売日が首都圏より1日遅れに?

大阪や京都の中心部でも、本や雑誌の発売日が首都圏より1日遅くなるかもしれないというニュースが話題になっています。出版物を書店に届ける「取次(とりつぎ)」の業界団体、日本出版取次協会が提案しているものです。

 

朝日新聞によると、取次協会は今夏から、一部の地域で発売日を遅らせる案を示し始めました。これまで首都圏と同じ日に本や雑誌が並んでいた大阪府や京都市中心部などは、来年4月から一部の銘柄を除いて「首都圏の翌日」発売になるそうです。

本の多くは首都圏の工場で刷られているため、遠い地域ほど運ぶ時間とお金がかかることが理由とされています。

 

背景はトラック新法による物流コストの増加

取次協会は今年7月、改正物流関連法(トラック新法)で2028年から運賃の適正な原価設定が求められ、物流コストが増えることへの対策として、9項目の「出版流通合理化案」を発表しています。

その中には「地区別発売日の設定を、輸送会社の要望も踏まえて変更(輸送日数現行+1日となる地区の増加)」という項目があり、今回の大阪などの発売日変更はこれに当たるとみられます。ほかにも、週刊誌は発売日の前々日までに取次へ搬入することや、店舗ごとの配達時間の指定をやめることなどが盛り込まれています。

また、10月に発表された2027年度の発売日カレンダーでは、毎週土曜日が休配日(本や雑誌が届かない日)となり、年間の稼働日は238日と前年度より8日減ります。

 

大阪の書店からは「ショックです」

朝日新聞の取材に対し、大阪府書店商業組合の理事長で守口市の書店を営む深田健治さんは「大都市・大阪はこれまで遅れずにやってきた。ショックです」と話し、電子書籍やネット書店に対抗できなくなってしまうと心配しています。

日本出版インフラセンターによると、全国の書店数は2000年代前半には2万店を超えていましたが、2025年度は9993店まで減っています。取次大手・日販グループホールディングスの富樫建社長(取次協会会長)は今年5月、「取次事業の撤退も検討していかなければならない環境が迫っている」と発言したこともあり、業界全体の苦しさが表れた形です。

 

「週刊誌には致命的」の声

Xでは、特に発売日が命の週刊誌への影響を心配する声が目立ちます。

 

一方で、すでに首都圏より遅れて本が届いている地域の人からは、また違った反応も出ています。

 

取次という仕組みそのものに疑問を持つ人もいるようです。

 

フルスロ
フルスロ
発売日にジャンプを買うのが楽しみな大阪の子ども、翌日にネットでネタバレ食らう未来しか見えへん。運ぶ人がおらんのはしゃあないけど、紙の本離れに自分らでとどめ刺してへんか心配やで
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